「CORE Journal 循環器」は,お陰様で第1号(2012年初夏号),第2号(同年秋冬号)が発刊され,読者の皆様に励まされながら,第3号の制作に入りました!第3号で取り上げる10件のCQをご紹介します。
今回もかなりの強者です。専門家はいったいどのような「回答」を導くのか・・・ 是非ご期待下さい!第3号は,榊原カンファレンスも掲載の予定です。
第3号のCQ&CORE
- CQ1 低リスク患者に対するスタチン治療は必要か?
- CQ2 オメガ3系脂肪酸は心血管病予防に有効か?
- CQ3 インスリンは動脈硬化を促進させるか?
- CQ4 腎障害患者でのRAA系阻害薬の併用療法はどこまで有効か?
- CQ5 β遮断薬は,すべてのST上昇型急性心筋梗塞患者に投与すべきか?
- CQ6 脳梗塞患者に対するLDL-Cの厳格管理の有効性と安全性は?
- CQ7 浅大腿動脈に植え込むステントはDESか,BMSか?
- CQ8 携帯型呼吸補助装置ASVは心不全に対する治療となりうるか?
- CQ9 心不全患者では太っているほうが予後良好か?
- CQ10 心臓再同期療法が有効なのはQRS幅が120ミリ秒以上か,それとも150ミリ秒以上か?
- 症例1:狭心症(ステントは必要か?不要か?のディベートあり)
- 心房細動で脳梗塞を発症した3例から学ぶこと
- 緊急電気的除細動後に脳梗塞を発症した1例
- アミオダロン併用後に脳梗塞を発症した1例
- ダビガトラン→ワルファリン変更後に脳梗塞を発症した1例
10件のCQ&COREは,下記の要素で構成されています。
【1】クリニカルクエスチョン(CQ)
【2】疑問の整形(PECO)
【3】文献検索
【4】CQへの回答&解説
【2】,【3】は本誌編集委員のお一人である名郷直樹先生のご協力のもと,編集部が主体となって行います。実際に試行錯誤した痕跡が残っていますので,検索にご興味のある方,是非チャレンジしてみて下さい!このブログでも,検索の方法をご紹介しております。
【4】では,各領域のエキスパートが,患者の特性や医療環境を加味しながら,エビデンスを実臨床に有機的に結びつけ,結論を導きます。思考過程をまとめたチャートは,「とても参考になる」と好評です!
★おわび
事情により,下記の内容を次号(第4号)に繰り越すこととさせていただきました。
- CQ8 携帯型呼吸補助装置ASVは心不全に対する治療となりうるか?
- 榊原カンファ:心房細動で脳梗塞を発症した3例から学ぶこと
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